「真白、名前考えてたんだけど

男の子は透真-トウマ-
真っ直ぐ
透き通るような心を持つように。

女の子は夢樹-ユウキ-
樹が伸びるように
夢に向かっていくように。

ってどうかな?」

「透真と夢樹か…
これからあなた達は
透真と夢樹だよ。
生まれてきてくれてありがとうね。」


真白は満天の笑顔で話かける。


夏樹は愛しい妻の肩を抱いて
愛しい子供達を見つめ続けた…。