次の日の朝。 昨日、泣きつかれてそのまま寝てしまったらしく、起きた頃にはお兄ちゃんはもういなくて。 雅陽くんも、既に仕事に行ったみたいだった。 1つ、残っていたのは淡い水色の封筒にお兄ちゃんの綺麗な字で『和叶へ』と書かれた手紙だけだった。