飛行機雲を見上げて


ゆっくりと階段を上がり、326と表記されたドアを開ける。

「、、、ただいま。」

いつもより小さな声でそう言ってリビングに向かう。

「、、和叶?」

ソファに座っていたお兄ちゃんが私の声を聞いて立ち上がった。

「和叶、、ちょっと荷物置いて。」