「雅陽も、もうすぐ帰って来るから、雅陽のこと待ってような。それ、運んで貰っていい?」 「はーい。」 お兄ちゃんの言葉にそう返事をして、それをリビングまで運んでいると、ふと、自分の腕が目に入った。 まだ、5月に入ったばかりで焼けてなくて白い腕は、痣だらけになっていて、お兄ちゃんにバレないように急いでまくっていた袖を下ろした。