「えー、だって美奈穂奥手やから協力したろかなー?と」 「余計なお世話じゃボケッ」 「もうっ素直じゃないわねー」 オホホホッと言って亜紀ちゃんは自分の机に帰っていった。 好きなんかじゃ・・・ないもんね? むかつくだけやもん。 そんなんちゃうもん・・・ ガランとした教室を見つめながらあたしはあの笑顔を思い出した。 かっこよかったけど・・・ いや!かっこよくないもん!! 「む~゛・・・・・・・・・」 恋愛経験少ないからわからんねんけど 好き?いや!好きじゃない!! だ~っっ!!わからん!