『よし。じゃ、もう堂々としとけばいいよ。あんな奴らのことなんてほっとけばいい。どうせびびってなにもできないよ!』

「そ、そうだね!」

でもそれが甘かった…。
それを知るのはあともう少ししてから。

学校も終わり帰り道

駅方面の道から琉羽が歩いている

「琉羽!」

あ。と気づいて

『帰り?』

「うん!」

『じゃ、一緒に帰るか』

やった!一緒に帰るのは初めて!家はすぐそこなんだけどね
急に琉羽が、

『やっべ、そういえばシャー芯きれてたんだった、
ナナ、先行ってて?』

「うん。わかった、あとでね」

ヒラヒラと手をふり琉羽はコンビニの方へ向かっていった

家につき着替えてたら

ガチャ

「おかえり」

『ただいま。ごめん』

「いいよ。それよりあった?」

『うん。あった』