『友達?』
「そうです。一番の友達なんです」
なんかふみちゃん妬けるな
『そっか』
「そうだ。お名前聞いてなかったですね。」
そういえばそうだった。
『ああ、そうだっけ?神谷 琉羽 お前は?』
「上田 菜奈美です」
『ふーん。菜奈美か』
こいつにあってるって思った。
「神谷くんはおいくつですか?」
神谷くんって他人みたいで嫌だ
『琉羽』
「へ?」
『琉羽って呼べ』
びっくりした顔でこっちをみてくる
こいつ本当にコロコロ変わるな
「る、琉羽?」
呼ばせといてなんだが、結構嬉しい
『よろしい。』
「じゃなくて!いくつですか!」
話を戻された
『16。高2』
「私もです!」
一緒か。親近感が湧いた
『へー。ナナ、学校は?』
「ナナって、、、、」
『菜奈美は長い、ナナの方が呼びやすい』
嘘。本当はそう呼びたかったから、ナナの方が特別感があると思って
「私は西高です。」
すぐそこか。
『俺は南。』

