嬉しいような、嬉しくないような。

じゃなくて!!!

「ど、どうやって入ったの?」

『たまたま大家さんに会って、開けてくれた』

大家さん!!!あ、確か大家さんって無類のイケメン好きってきいたことが…

「る、琉羽?家は?」

そうだよ。これ聞かなきゃだよ
親だって心配してると、、、

『ない』

え?

「どういうこと…?」

『両親いないからさ、家はない。』

今までどうしてたのだろう…。

『叔父のとこいたんだけど、叔父にも家族いるし、金もかかるし、俺も、もう高校生だし、どうしようか考えてたら、ナナに会った』

あぁ、、、それでなのね。琉羽も大変だったんだね、
ちゃんといろいろ考えてたんだね

「そうだったの…」

『俺バイトしてお金ためて一人暮らしするから
それまで、ペットとして、ダメ?』

昨日みたいなうるうる目でお願いしてくる
こんなこと言われて断れると思う?しかもこんな
イケメンに…
はぁ、、、

「しょうがないな。ペットとして飼って上げる」