溺愛forever。

「おっ、もうきたのー?」


「ちょっと危なかったから。」


「なに、もう狙われたの?」


「ああ。悠が追い払ったけど。」


「お前キレたらこえーもんな。とりあえず座って。」









藍さんは無邪気に笑って椅子を指さす。







「まぁちょっとややこしいからさ、ここではみんなに設定として過ごして欲しいと思ってるんだよね。」


「…設定?」


「そ。彼氏なし、そう思われたら隙があると思われちゃうでしょ?」








藍さんは眼鏡を外してコーヒーを一口飲む。






「…だから、瑠衣ちゃんは蓮と、杏ちゃんは悠と、付き合ってるふりをして3年間を過ごして欲しいんだ。」




思いもよらぬ提案に、みんなが沈黙。







沈黙を破ったのは、悠だった。