溺愛forever。

「兄貴、杏ちゃんOKだってよ。」

「よかった〜。」







それからいろんな話を説明されて、気づけば夕方。







「じゃあ、彼氏役としての初仕事。家まで送り届けてね。」


「「わかってるし。」」








それから保健室を出て、靴を履き替えた。






「じゃあ、杏ちゃんまた明日ね。」

「うん。瑠衣も気をつけてね。」








「桜宮さんと方向真逆なんだね。」

「私が、中学卒業と同時に引っ越したから。」

「そうなんだ。俺もこっちの方向なんだよ。家。」


「そうなの?」







そして、送り届けられているうちに悠が驚いた顔に。






「…悠?」

「…杏ちゃんち、ここ?」

「え?うん。そうだよ。」

「…俺んち、ここ。」




指さすのは、私の家の隣の家。






「…え?」

「…ははっ。まさか隣とはね。よろしくね。杏ちゃん。」

「…偶然にも程があるね。よろしくね。悠。」







そう言って、家に帰った。