「ブレイク!!」

マコはブレイクを呼ぶが、ブレイクは座ったまま動かない。

どうしよう、このままじゃ...

不安が押し寄せてきた。何か助ける方法を考えた。だけど焦っているせいで頭が上手く働かない。視線が下にいってしまう。

嫌だよ、嫌だ。ブレイクが死ぬなんて...そんなの。

「いやだァ!!!」

頭を掴むように押さえ、叫んだ。
その時、マコはある物を見つけた。

「拳銃?」