彼女のことが羨ましいって。


私も川瀬の隣に立てたらって。


そんなことに今更気づいたんだ。


もっと早く気づいていたら、何か変わっていたのかなって、今更後悔した。


その日の夜は泣いたな。


もう、枕がびしょびしょで眠れる状態じゃなかった。


次の日は、顔が酷すぎたから、休んじゃった。


でも、その翌日、川瀬と彼女は別れていた。


理由は分からなかったけど、彼女の方からフッたらしい。


私は、最低なことに、ほっとしてしまった。


ほんとに私は最低、、、。