過去に縛られた自分・・・。

過去か。

本当に俺は情けない。

今更だが近藤だって何かしら過去もあるだろう。

こんな世の中なんて消えてしまえば良いのに・・・。

一日に一回は必ず思っていた。

だが、近藤に出会えた今を大切にしたいと願っている自分がいる。

近「じゃあ魅羽は隊士になるか?」

それでも良い。

魅「それでも良い・・・。

近藤の傍に居られるのなら。」

俺がそう言うと、なぜか近藤は顔を真っ赤にした。

近「魅羽///」

・・・なぜだ?

沖「本当に良いんですか?」

良いよ。

良いに決まっている。

魅「もう近藤とは離れたくない・・・。」

思わず、悲痛な声が出てしまった。

このせいか皆黙ってしまった。