「うっしゃー。終わった...」


「え、陸マジかよ。手伝って」


純平より一足早く仕事が片付いた。


「しょうがねぇなぁ...」


仕方なく純平の仕事を手伝う。

早く帰りたかったけどそんな俺は冷たくない。



しばらく純平の仕事を手伝い、全て終わって時計を見たら22時半を過ぎたところだった。


「さんきゅ。陸」


「終電までに帰れてよかったな」


「あ、今日陸んち泊まっていい?もう帰んのめんどくせぇ」


純平の家は会社から電車で30分以上かかる。

俺は就職と同時に会社の近くに引っ越したから電車で2駅と近い。


まぁ、特に何も予定ないし。

明日は土曜で仕事も休みだ。



「まぁ、いいけど」


「よっしゃー!今日は飲むぞー!」