だから、ちょっとした出来心だった。 「れみちゃん、俺と付き合ってくれないかな?ずっと、好きだったんだ」 それから数日後、ひとつ上の中谷先輩から告白された。 わたしも、自分で言うのもなんだけど、全くモテないわけではなかった。 陸ほどじゃないけど、たまに告白されることはあったから。 「はい…。よろしくお願いします!」 「え、まじ?めっちゃ嬉しいんだけどっ」 「えへへ…。まじです」 わたしは中谷先輩と付き合うことにした。