ボンッとテーブルに夕飯用のコンビニ弁当を置いて、風呂場に向かう。









風呂から上がり、脱衣場で服を着替えていたら、


ガチャンという音がして、すぐにガチャッと脱衣場のドアが開いた。



「陸〜〜…っ!!」



聞き慣れた声とともに俺に抱きついてきた人物、



それは……



「れみ、お前こんなとこまで入ってくんなって」


柊 れみ(ヒイラギ レミ)

俺と同じ23歳。


アパレルの仕事をしている俺の幼なじみだ。



上半身裸の俺に抱きついて顔を胸に埋めて泣いてるれみ。


「陸っ陸ぅっ」


俺の名前を泣きながら連呼する。