私のお父さんは、私が生まれてすぐ どこかへ行ってしまった。 お母さんはいるけど家には 帰ってこない。 気がついたらいつも独り。 「…寂しくなんかない。」 1人なのに慣れたっていったら それはきっと多分嘘になってしまう。 だって本当は1人なんて嫌だ。 お父さんにだって、お母さんにだって 愛されたい。 目が覚めた私の頬に涙が伝う。