だから看護部長の一言には逆らえない。


「はい…。」


ラッキーな事にインフルエンザは
陰性だった。

翌朝目を覚ますと
パイプ椅子に座って眠ってる
ナツくんが!!


「ナツくん…?」

「あ、起きた?
ちょっと患者が気になって来てみたら
真白が熱出したっていうから
心配した。」


点滴の速度を見ながら頬を撫でられる。


「朝ご飯食べれそう?」

「うん。」

「じゃあ取ってくる。」

「ありがとう!」


程なくして夏樹が
朝ご飯を持ってきてくれる。


「真白、はいあーん。」