「真白、愛してる」 そう言いながら夏樹も真白の方を向き、ゆっくり真白を抱きしめる。 その日は2人抱きしめ合って眠った。 真白は懐かしい夢を見た。 「真白ね〜、大きくなったらナツくんのお嫁さんになる!」 「俺も大きくなったら真白ちゃんの王子様になる!」 2人は手を繋いで何度も約束した。 真白は目覚めると横に眠る愛しい人の顔を見つめる。 夏樹も目覚めて真白を見つめる。