ずっと伝えれなかった言葉。
ずっと…隠してた想い。
あいつに好きな人がいるとか…聞いたことねぇーけど…。
あいつの好きな人が俺だったらいいのに…。
そんな人生甘くないって知ってるけど
俺は……
やっぱりあいつが好きなんだ。
放課後、俺のダチをフッたあいつは
自転車置き場へ行く途中にある花壇を見て微笑んでいる。
友達を待ってるのか、いつのまにかできた彼氏を待っているのか、ただただきれいな花を見てただけなのかも知らないけれど
俺を待ってるあいつ。
俺を見てるあいつ。
そう…、俺は全部それを俺に変えたくて…
「ごめん、俺…。」
決心してぎゅっと、拳に力を入れた。
そんな俺の握りしめた拳(緊張)を和らげるように…ダチはニコッと笑い
俺の肩を「ガンバレ!」と、いって軽く叩くと
他のダチのところに交ざって帰っていった。
取り残された俺と…
昔と…少し違うあいつ。

