眠れない女総長



私たちは、学校の目の前。

時間、全然平気なのに、門が閉まってるんですけど?


『杏樹?なんで、閉まってるのかな?』


杏樹「俺に、聞かれても。」


3,4メートルは、ある。


『飛び越えられるよね。』


杏樹「でも、後ろに誰かいるだろ?」


そうなんだよねぇ~

こんなの、飛べる女子高生がいるなんて変だろ。


『どうしようかな?』


杏樹「杏歌、少しだけ我慢して。」


『えっ?がまんって、、、きゃ!?』


私は、今杏樹にお姫様抱っこされてる。


杏樹「飛ぶよ!」


スタッ


『びっくりした~。』


杏樹「ごめん。ごめん。」


絶対、悪いって思ってないでしょ。

まぁ、いいや。


『ありがと。助かったよ。』