眠れない女総長





ピピピッピピピッガシッ!


やった!今日は、壊さなかった!


ガチャッ


『だ~れ?』


杏樹「あぁ、俺だけど。」


『どうしたの?』


杏樹「髪の色と目の色どうすんのかと思ってな。」


えっ、なんでそんな事。


『杏樹は・・・・地毛の金髪で行きたい?』


杏樹「今の、親たちだけには離さないかと思って」


『・・・・・そうね。いいんじゃないかしら?』


色が違う目なんて気持ち悪いって言わないよね?


杏樹「大丈夫だよ・・・俺も、怖いから。」


あ、私と杏樹震えてるんだ。


『うん・・・・』


私たちは、ウィッグとカラコンを取って、
リビングに向かった。


手を、つないで。