Transformation-異形-

そんな2人に。

「愚かな」

将軍は言い放ち、全身に力を込める!

細身とも言えた白尽くめの装束が引き裂かれ、上半身は膨れ上がった筋肉が露出する。

その上半身は異様の一言だった。

右半身は機械化によって最早人間の肉体の部位を留めていない。

左半身は数々の劇薬投与によって赤黒く変色し、血管や内臓が肌に浮き上がっている。

薬物と機械化による両面からの改造。

そうする事によって双方の長所を併せ持つ事が出来た。

機械化による強靱さと無尽蔵のパワー、薬物による再生能力と痛覚麻痺。

機関の人体改造技術による、1つの完成形だった。