そんな私の視線にきづいたのか、桜井くんはこっちを見た。 しばらく無言で見つめ合う私たち。 私から目を逸らすなんてこと、できなかった。 でも桜井くんもすぐに目を逸らさないってことは……今、話しかけてもいいってことかな。 もしかして私から話しかけられるのを待ってたりして。 ……そんなわけ、ないよね。 「ゆら~、なに桜井と見つめあってんの?」 私と桜井くんが喧嘩っぽいことになったってことを舞香は知らないから、すごくニヤニヤしながら聞いてくる。 しかも舞香、声大きいからっ!