地味な私が恋したヒト



「桜井くん?帰らないの?」


私は桜井くんが見えなくなるまで見送っていようと思ってたから、桜井くんが歩き出さなきゃ私も家にはいれない。


「いや、あのさ……連絡先、教えて」


連絡先?


そういえば、私たちライン交換してなかったっけ。


「うん、いいよ」


そして、私は桜井くんとラインを交換した。


「夜、電話してこいよ」


桜井くんはそう言うと、今度こそ歩いて行った。