地味な私が恋したヒト



私がそう言った瞬間、サクラさんは私をよりいっそう強く睨んできた。


「アンタ、自分が何言ってんのかわかってんの?自分の顔を鏡で見てから言いなさいよ」


サクラさんはそう言うと、私の返事を聞かずに行ってしまった。


桜井くんのとこに戻ったのだろう。


そして、2人は一緒に観覧車に乗る……。


そう思うと、心がギュッと締め付けられた。


……行きたくないな。


このまま帰ってしまおうか。