私は適当に言葉を返す。 ぬるい風が吹き、甘い匂いと共に桜の花びらが散る。 たんぽぽがてんてんと咲いていて。 私はこの町を、この2人と歩く事が、大好きだ。 「でも、よく琉が桜東に入れたよな。」 雄太の言葉に、私はうんうんと頷く。 「ほんとほんと!あんなに勉強どーでもいー、女の子命!って感じの琉がねえ」 「だって雛とおんなじ高校が良かったしー、スクールラブってやつ?」 また馬鹿なこと言い始めた琉……笑 「くそっ、こいつ落ちれば良かったのに」 雄太、心の声がもれてるよ!!