「お菓子業界の戦略にわざわざのるとは

さすが丹羽だな」



「あー、またそんなこと言う。

そのお菓子業界に貢献してるのは

つーちゃんの方でしょ?」



「うっ...」



本をめくっていた手が止まる。



いたい所をつかれたみたいだ。



「何してる。

さっさとやるぞ」



「え、あ、うん」