「もし、俺が凪とアイツ(凛先輩)みたいな出会い方しとったら……」


「無理やろ」


あっけらかんと答えるユイ。


「結局、どうやっても上手くいかへんねんて。そうゆう運命なんやろね」



ケラケラ笑いながら言われた。




もう、泣いても良い…?




「まぁまぁ!!元気だせって!!今日はおごったるから♪いつか章吾も運命の相手に出会えるって」




ユイ……。



「ユイ……お前ええ奴…」

「まぁ、何百年後かわからんけどな!」




………ユイ…。






今日も俺は

こんな奴らに囲まれて泣かずに生きています。








おわり