指先からのメッセージ



店長side


坂口くんが突然居なくなっていた

だから近くにいた亜香里に

「あれ、坂口くんは??」

と聞くと

「さっき白河さんお見送りに行ったまま帰ってきてないけど、、」

と答えた

俺は少し違和感を覚えていた

と言うか多分あの二人には何かしらの過去があるはずだ

でも中途半端な俺は何も言えない

そう思いながら片付けてると亜香里は

「健祐、多分あの子と坂口くんは付き合ってたのよ、そして今も好き合ってると思うよ」

と言ってきたのだ

箒を手放し俺は自然と外の方に向かっていた

すると亜香里もついてきた