指先からのメッセージ



もちろんスマホも解約され
それよりも先輩は心に大きな闇を抱え誰とも話せなくなった

先輩は
わたしに手紙を残していった

しかしそれは誰かの手によってわたしには届かないようにされた

そのせいでわたしは事実を知らないまま毎日過ごしてきたのだ



そして先輩は
お母さんの為にも自分も美容師になることを誓い1年遅れで働き始めた





そんなことがあったのだ。