その日の朝は珍しく早めに起きて
念入りに化粧と髪のケアをした

もう緊張しすぎて手が震えてるけど…


そしてバスを最寄りの停留所で降りて
てくてく歩くとloverに着いた

そーっとドアを開けると
「いらっしゃいませ」と言う声が聞こえたが店長はどうやらいない。

でも男の人の声、、

そう思いカウンターの方を見ると



「…ひな、?」


「!?
 さ、さかぐちせんぱい?」


わたしの初恋の人
そして姿を消した人

驚きすぎて思考回路がまわらなかった


「ここの店に来てたんだ、」

前と変わらない笑顔で言う