指先からのメッセージ



「て、てんちょう!」

わたしは我に返り店長から急いで離れた

「ごめん、」

店長は小さく謝ると

「ひなちゃん、ちょっとだけ待ってて。自分の気持ちに嘘は吐きたくない、、」

と言って、わたしの頭をぽんぽんと撫でた

「…期待させるようなこと言わないでくださいよ、もう」

そんなことをボソっと呟くと

「期待していいよ?」

と笑いながら言った

もうなにがなんだか、、、