わたしをじっと見つめ

「手紙を渡して勝手にいなくなるなんて、そんなずるいよ」

と小さく言った

「ごめんなさい、、、」

と頭を下げると

店長は

「…この手紙に書いてあることって期待していいこと?」

と言いながら、手首を掴んだ手を離し
今度はわたしの頬にそっと触れた

もうわたしはびっくりし身動きできなくなっていたら

店長は

「フリーズしたハムスターみたい」

って笑いながら言った