指先からのメッセージ


店長へ

いきなり手紙ごめんなさい

わたしは店長のことが好きなんです

でも店長にも好きな人がいるのも
分かってます

なので諦めます

今まで沢山の幸せを
ありがとうございました

ひな



手紙を書いてると
自然と涙が溢れてきた


泣くのはこれで最後にしよう


店長とわたしはお客さんとスタイリスト


もう特別な目で見ない


そう誓いながら手紙を綺麗に折り
大好きなキャラの封筒にいれた