指先からのメッセージ


ー…髪染めの予約日

気が重い。前までは会えるだけで幸せだったはずなのに

今日はこんなにも重いんだ

カランっとドアを開けて笑顔で何事もなかったかのように店長に挨拶をした

そしていつものようにカウンセリングをし髪染めは始まった。

会話も普通にしていたが、店長は忙しくシャンプーだけ問題の楠木さんになった、