指先からのメッセージ


少女漫画の展開なら追いかけてくるのに、やっぱりわたしは追いかけられない

それは相手も好きじゃないからー…

「…っ、」

涙が溢れてきた。
その日は一人で泣きながらゆっくり歩いて帰った。

もちろん家では元気にバレないように過ごした