指先からのメッセージ


「さ、坂口先輩のことは出さないでよ!!あんな奴、、大嫌い、、」

両想いになれたはずなのにすぐに姿を消した、つまり騙されたのだ。

「ごめんごめん、」

珍しく美空が申し訳なさそうに謝った。



その後、家に帰る途中に薬局に用があったので美容室loverの近くでバスを降りた。

店長を探すつもりはなかった。もう営業時間すぎるし。

だけど自然と目は硝子張りの店内を見てしまった。