私が恋とかありえない!




しかも女子知ってる人一人もいないし。



「あれ、美妃じゃん。」



ん?



「お~、蓮じゃん。蓮もくじで当たったの?」



適当に久遠くんと座ったら、隣が奇遇にも蓮だった。



「そうそう。俺くじ運抜群だから。」



「ありえな~い。どうせ寝てたからやらされたんでしょ。」



「当たり。」



笑いながらそう言う蓮。



よかった、知ってる人一人でもいて。



「え~、これで実行委員全員が集まったってことで、早速始めます。」



どうやら体育の女の先生が仕切るみたいで、学年やクラスによってグループに分けて、作業に取り掛かる。



「神崎、俺らは3組の二人と一緒にアーチ作りだってよ。」



3組?



ってことは



「よろしくな、美妃。」



蓮と一緒か。