「蓮は私を好きにならないし、私も蓮を好きにならないよ。」
「なんでそう言い切れるの?」
「う~ん、なんて言うか、私達お互い恋愛対象じゃない存在でいたいってかんじだと思う。」
私と蓮が付き合ったら、私男友達一人もいなくなっちゃうし。
「へ~、でもまああんたと南くんが付き合ったら超面白いことになりそうだけどね。」
意地悪く笑う碧に苦笑いしてると、先生が入ってきた。
「は~い、皆席につけ~。ショートホームルーム始めるぞ~。」
若い男の先生で、名前は田宮先生。
席につくと、黒板には体育祭実行委員、という文字が。
うわ~、面倒くさそう。
「うわ~、面倒くさそう。」
私の思ったことと全く同じことが聞こえたからびっくりして隣を見ると、
「あ、ごめん。つい本音が。」
そんなことを言われた。

