“名前までずっと一緒だなんて、

呪われているでしょ。”

クロエのその言葉が
頭の中でずっとこだまする。



(結局、一睡も出来なかった。)



開いた窓から光と雲海が見える。

シルバーは、立ち上がると調理場へ向かった。