片想いの積み重なるに


「おい、お前。女と住んでたのかよ」

「んー?あぁ、言ってなかったかー?」

「言ってねえよ!」

「凛人くん、彼女居たんだ…」

「や、彼女じゃねーよ」

「は?もっとややこしいんだけど」

「まあ、母さんの友達の子でいろいろあって居候中。あいつ体弱いから学校行けてねえけど、同じクラスだぜ?」

「え?なんて言ったかな…」

必死に呉が名前を思い出そうとしているとドアが開いた。

「赤城、赤城 遥月です」

「あ!そうだ!」

「りっくん、お菓子置いとくね」

「おうって顔色悪いぞ、大丈夫か?」

「うん。大丈夫…」

と言いながら立ち上がった瞬間ふらつくはづを支える。

「大丈夫じゃねーじゃん。お前らちょっと菓子食べといて」

「ありがとう」

「ほら、ベッド行くぞ」

と言い寝かしに行く。