とりあえず、兄の貯金をおろして、幼稚園児から大人の本を買った。

町を歩いていて、分かったことはロボットは字が読めるということ。

「ここが私の家」

「家」

「美春の家」

「ロボット・・・?」

ロボットがいきなり顔を近づけてきた。

イケメン・・・・・。

「名前」

「名前?」


「僕、名前」


ああ、名前をつけてほしいのか。