私だけの教室


静かなのは嫌いじゃない


心が落ちつ...


「なに、神楽まだ日誌書いてんの?」


私の至福のひと時を壊すように

高梨が教室に入ってきた


「そう」


「どんだけ時間かかってんの

テキトーに書いちゃえばいいじゃんか」


「本読んでたから」