「兄ちゃん、はい、これ」 家に帰ると、先に帰っていた春樹が俺に封筒を渡す。 それは前に1度見たもので。 俺はそれを持って自分の部屋に行く。 そしてカーテンを開けた。 3階の真ん中の部屋… よし、カーテンは開いてる。 あ…でも、ベットが空だ。 検査にでも行ってるのか? 俺は、手紙が届いたことを知らせたかった。 この手紙の送り主、悠香に。 俺はベットに腰かけ、封筒を開いた。