「凛花ー!!久しぶり!何年ぶり?」

「五世紀ぶり?」

久々に会うクラスの友達たち。

ずっと勉強していたはずなのに、夏が終わったという焦りともっと出来なかったのかという後悔。

「凛花おはよー!今日から晩御飯家で食べれるねー!」

自習のために塾に晩御飯を持っていっていた私たちにとって晩御飯を家で食べれるのは久しぶりだった。