このバカちんがっ!!!




聞き慣れないけど、どこかで聞いたことのある声が聞こえてきた




声のした方に振り返ると、


同じ学年のナントカ千春さんだった


勝ち気な顔で、ウェーブのかかった黒髪が可愛い

「あ、こんにちは、千春ちゃんだよね?」


「ええ。川上千春」


「どこかに遊びに行くの?」



「・・・」


「あの・・・?」



「何しらばっくれてるのよ」



「え??

あ、もしかして昨日のLINEの・・・」



「何、今更気づいた?」

「あ、はい。すみません」



「謝らないで。
やっぱり今日来たのね。LINEも無視して、知らんぷりで遊ぶ気満々で。そんな女だとは思わなかったわ」


初対面でガツガツ来るな・・・


初めて話す間柄なのになんでこんな事言われなくちゃいけないんだろう



昨日の怒りが蘇る



「その事なら、私は真島に恋愛感情抱いてないし、今日も真島の家で飼ってる犬を見せてもらいに他の人も連れて行くんです。

そんなに疑ってるのなら、いっそ来たらどうですか?真島に聞いてみますから」




同い年なのに何故か敬語を使う自分に腹が立ったけど、気持ちは負けてないつもり。




「え?あなた、何言ってるのよ?そんなことして真島の家に迷惑だとか思わないの?非常識」




「だから、真島に聞いてみるって言ってるんです」



「あたしは家に行くのが目的じゃない。簡単に男の家に行くあんたの行動にムカつくの
あんたみたいにたらしじゃないし。」


この言い方・・・

はぁー!用は嫉妬してるのね、私に。



ちょっとは可愛いじゃないの、素直じゃなくて意地悪だけど