いつもはポテチとか、ポテチとか、ポテチとか(お母さんはポテチ好き)のくせに、いっちょまえにパンケーキを作っていた
「オホホ、まあ、こんなものしか作れなかったけど」
メスライオンが一気にデ○ィ夫人に切り替わる
とんでもなく臨機応変に対応してらっしゃる
パンケーキの味は、ホットケーキミックス君の助けなのか、それともお母さんの実力なのか、とても美味しかった
ふと真島を見ると、目を輝かせてパクパク食べている
はい、見事うさぎに餌を与えるデヴ○ィ夫人の図の出来上がり
おやつも終わると、話は本題に入って、デヴ○ィ夫人はお母さんに戻った
「真島君」
「は、はい」
「この間はありがとうね
真島くんがいなかったら多分この子何も出来ずにもっと怖い思いしてたと思うの」
「……」
「今日は、そのお礼が言いたくて、家に呼んだの ごめんなさいね」

