警察も戻り、だんだん店内がいつもの雰囲気に戻ってきた頃、 「ごめん、真島・・・それと、ありがとう」 あいつから絞り出すような声が聞こえた 「気にすんなって 怪我ない?大丈夫??怖くない?」 どう見ても怖がってるその顔で、ガクガクと頷くこと山本 そんなわなわなした姿を見た俺は 「嘘つけ」 勝手に山本を抱きしめていた それから二人でよかったよかったと言い合った