このバカちんがっ!!!






警察も戻り、だんだん店内がいつもの雰囲気に戻ってきた頃、






「ごめん、真島・・・それと、ありがとう」





あいつから絞り出すような声が聞こえた





「気にすんなって 怪我ない?大丈夫??怖くない?」






どう見ても怖がってるその顔で、ガクガクと頷くこと山本


そんなわなわなした姿を見た俺は


「嘘つけ」







勝手に山本を抱きしめていた



それから二人でよかったよかったと言い合った