まだ日は明るかったけど、真島が心配してくれて、もう帰ることになった ものすごく申し訳なさそうな真島に、これ以上そんな顔をさせたくなくて 精一杯のお礼と、積極的に話しかけてみた 力なく微笑むその姿に、キューっと胸が痛くなる 神様、どうかもうこんな目に私たちを合わせないでください 真島にもう怖い思いさせたくないから── いるかどうかもわからない神様に、生まれて初めて神頼みをした