このバカちんがっ!!!





まだ日は明るかったけど、真島が心配してくれて、もう帰ることになった





ものすごく申し訳なさそうな真島に、これ以上そんな顔をさせたくなくて




精一杯のお礼と、積極的に話しかけてみた




力なく微笑むその姿に、キューっと胸が痛くなる


神様、どうかもうこんな目に私たちを合わせないでください


真島にもう怖い思いさせたくないから──


いるかどうかもわからない神様に、生まれて初めて神頼みをした